骨粗鬆症
- 【読み】
- こつそそうしょう
- 【英語】
- osteoporosis
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 骨粗鬆症とは,骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)が減少し,骨の中の構造が壊れ,骨は非常にもろい状態になり(脆弱性亢進),折れやすくなる状態のこと.骨粗鬆症には,老化による骨粗鬆症の他に,成長期や出産後などに起こるものもある.圧倒的に女性に多い病気で,女性では閉経期の40~50歳代から急激に骨量が減少し,60歳代では2人に1人,70歳以上になると10人に7人が骨粗鬆症を起こすような状態になっている.一方,男性では60歳過ぎから徐々に増え,70歳以上では10人に4人程度といわれている.