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骨端成長

【読み】
こったんせいちょう
【英語】
epiphyseal growth
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 成長期の骨端軟骨は骨端と骨幹の間にある軟骨で,関節側に存在する前駆細胞から静止軟骨細胞へ分化する付加成長(appositional growth)と,増殖軟骨細胞が増殖しながら成長する間質成長(interstitial growth)の2つの方式で増大し,長骨は長軸方向へ伸びることになる.これを骨端成長という.骨端軟骨は,成長が終わると骨化して骨端線となるが,軟骨細胞の分化段階に応じて,関節軟骨面から骨幹部に向って静止軟骨細胞,増殖軟骨細胞,肥大軟骨細胞の3層に区分することができる.