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全身的検査

【読み】
ぜんしんてきけんさ
【英語】
general examination
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 矯正治療において治療目標と治療方針の決定,治療術式の選択ならびに治療経過の予測と予後の推定などを含めた正確な診断を行う際に必要不可欠な形態的検査の1つである.全身的な疾患あるいは症候の局所症状であることが疑われる場合には,必要に応じて専門家による診察を受けたり,種々のX線写真の撮影,心電図,脳波,血液検査などを行う.
【全身的検査事項の要点】
1)家族歴:遺伝,先天異常の有無,家族の顔貌や顎態
2)母親の健康状態:妊娠中および授乳期の母親の健康や栄養状態
3)栄養,体格:母乳か人工栄養か,離乳時期;栄養状態の判定(身長,体重から指数を求めて判定する)
Kaup指数:体重(g)/身長2cm×10
鶴見・中楯の栄養指数:√体重(g)×10/身長(cm)×1/2×100
Rohrerの身体充実指数:体重(g)/身長3cm×104
4)発育と健康状態:全身の状態
5)既往歴および現症:内科的疾患,鼻咽頭疾患あるいは外傷の有無
6)悪習癖:その種類,動機,期間および程度
7)乳歯について:乳歯齲蝕,乳歯列期における不正咬合
8)心理的背景:気質,家族内における子どもの位置,嗜好など
9)矯正治療に対する要求の度合:知識あるいは協力程度