専門情報検索 お試し版

象牙質減形成

【読み】
ぞうげしつげんけいせい
【英語】
dentine hypoplasia
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 象牙質の減形成は,歯の形成期の局所的または全身的な障害により起こる歯の形成不全のなかの1つであり,形態的欠損と石灰化不全を伴う.通常,象牙質のみではなく,同時にエナメル質の減形成が認められる.局所的原因には,外傷,放射線被曝,局所の炎症などがあり,多くは左右非対称に発現する.ターナーの歯はこれらの局所的原因によるものである.全身的原因には,急性熱性疾患,栄養障害,消化器系疾患,ビタミン・カルシウム・リン欠乏,フッ素の過剰摂取,テトラサイクリンの多量投与,先天性梅毒,遺伝的因子などがある.先天性梅毒では前歯に現れるハッチンソンの歯,臼歯に現れるムーンの歯,フールニエの歯などがある.
→象牙質異形成症,象牙質形成不全症,象牙質の形成障害