高橋の(不正咬合の)分類
- 【読み】
- たかはしの(ふせいこうごうの)ぶんるい
- 【英語】
- Takahashi’s classification(of malocclusion)
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 高橋新次郎(1935)は最も目につきやすい誰にでも明確な不正状態を,上顎前突,下顎前突,上顎犬歯低位唇側転位の3つに分けたうえで,その不正状態を作り出す要因によってタイプ別の分類を行ったものである.
1)下顎前突の分類法:上下前歯の咬合関係が正常とまったく反対になっているもので,通常反対咬合といわれているものの総称である.
第1類:上顎前歯の舌側転位,傾斜によるもの
第2類:下顎前歯の唇側転位,傾斜によるもの
第3類:下顎歯列弓の近心転位によるもの
第4類:第1類,第2類,第3類の合併症
2)上顎前突の分類法:上下前歯の前後的な隙間すなわちオーバージェットが7~8mm以上もあるような不正状態の総称である.
第1類:上顎前歯の唇側転位
第2類:下顎前歯の舌側転位
第3類:上顎歯列弓の近心転位
第4類:下顎歯列弓の遠心転位
第5類:第1類,第2類,第3類,第4類の合併症
3)上顎犬歯の低位唇側転位の分類法:これは上顎犬歯の萌出余地が狭いために,同歯が低位で,唇側に転位している状態を総称したものである.
第1類:臼歯の近心転位
第2類:上顎前歯の舌側転位
第3類:臼歯の舌側転位
第4類:犬歯の歯胚位置の異常
第5類:第1類,第2類,第3類,第4類の合併症
→不正咬合の分類