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軟骨無形成症

【読み】
なんこつむけいせいしょう
【英語】
achondroplasia
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 四肢短縮型小人症(手足が短いため背が大きくならない)のうちもっとも頻度が高いもので,発症は1万人~2万5千人に一人といわれている.常染色体優性遺伝の疾患.原因の1つは第四染色体の短腕上(4p16.3)に存在するFGFR3(線維芽細胞増殖因子受容体3)遺伝子のmutationとされている.代表的症状としては,主として低身長があげられ,成人男子の平均身長は130cm程度である.頭囲が大きく鼻の部分が低く,上顎骨の劣成長がしばしば見受けられる.