抜歯基準(ツイードの)
- 【読み】
- ばっしきじゅん(ついーどの)
- 【英語】
- standard of extraction(Tweed’s)
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- ツイード(Tweed)はトータルディスクレパンシーを用いて抜歯,非抜歯の判定(抜歯基準)を行った.これはアーチレングスディスクレパンシーとセファログラムコレクション(ツイードにおけるヘッドプレートコレクション)との和である.まず,下顎歯列弓上において利用できる歯列弓長としてのアベイラブルスペース(一側の第一大臼歯近心面から他側の第一大臼歯近心面までの歯列弓上における長さ)と歯の配列に必要な空隙としてのリクワイアードアーチレングス(左右側第一大臼歯より前方の歯をすべて配列するのに必要な量)との差であるアーチレングスディスクレパンシーを求める.次いで,頭部X線規格側貌写真上において,下顎切歯歯根を通り,白人ではFMIAを65°日本人では57°とするような下顎切歯の仮想軸を引き,これと実際の切歯軸との切縁の位置の咬合平面方向での差(mm)を求める.あるいは,角度的に移動量2.5°を1mmに換算する方法もある.これらを2倍した値がセファログラムコレクション(ヘッドプレートコレクション)となる.これらから求められた値のアーチレングスディスクレパンシーとセファログラムコレクションの総和がトータルディスクレパンシーとなり,4mm以下である場合を非抜歯症例,それ以上を抜歯症例とする.また,5mmを標準として判定する場合もある.
→ツイードの三角