濾胞性歯嚢胞
- 【読み】
- ろほうせいしのうほう
- 【英語】
- follicular dental cyst
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 濾胞性歯嚢胞は歯の濾胞から生じたとして名付けられたもので,歯胚の発育異常に由来する嚢胞であり,原始性と含歯性に分けられるが,一般的には後者を意味する.
1)原始性嚢胞:エナメル器の石灰化前の形成で,歯の硬組織を含まないものである.治療は完全摘出が原則で,きわめて大きい場合には顎骨の部分切除を行う.また小児の場合には開窓術を行う.
2)含歯性嚢胞:歯胚の硬組織形成後に成立する.
治療は原則として外科的に全摘されるが,症例によっては濾胞壁の一部を開放する開窓術が行われ,この場合保存可能な歯は,矯正治療により牽引が行われる.