骨切除(術)
- 【読み】
- こつせつじょ(じゅつ)
- 【英語】
- ostectomy、osteoectomy、osseous resection
- 【辞典・辞典種類】
- 歯周病学事典
- 【詳細】
- 【同】歯槽骨切除(術)
骨整形と同じように病的な歯槽骨の外形を生理的な形態に近づけることであるが、固有歯槽骨alveolar bone properの除去も含み、歯を直接支持している骨が犠牲となる。歯周ポケットの除去を目的としているので、槽間中隔部の骨欠損に対する骨整形終了後、辺縁歯槽骨とのバランスを考慮しながら水平型かパラボリックカーブを描くように形態を修正する。骨整形と同様にカーバイトバーやダイヤモンドバーなどの回転器具も使用するが、歯を支持している歯槽骨の除去を行うので、不必要に根面を損傷しないよう注意し、最終的にはチゼル類およびファイル類などの手用器具を用いるのが望ましい。骨片は自家移植骨として利用できる。