歯肉
- 【読み】
- しにく
- 【英語】
- gingiva
- 【辞典・辞典種類】
- 歯周病学事典
- 【詳細】
- 【同】歯齦
歯肉は口腔粘膜の一部で、歯と顎骨の歯槽突起に付着しているものである。正常な歯肉はサーモンピンク色を呈しているが、血管の分布、上皮の角化、色素、上皮の厚さによって異る。付着歯肉はオレンジの皮に似たスティップリングがある。歯肉は三つの部分よりなる。すなわち付着歯肉attached gingiva、遊離辺縁歯肉free marginal gingiva、歯間歯肉interdental gingivaである。
付着歯肉は歯肉歯槽粘膜境によって、可動性の歯槽粘膜と区別される。遊離辺縁歯肉はもっとも歯冠部寄りにある歯肉辺縁から遊離歯肉溝までの部分をいう。歯間歯肉は歯槽頂と隣接面接触部領域を占めている。口蓋にはっきりした境界線がなく硬口蓋は粘膜が角化し、硬く骨に付着しているため不動性である。