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歯肉縁上歯石

【読み】
しにくえんじょうしせき
【英語】
supragingival calculus
【辞典・辞典種類】
歯周病学事典
【詳細】
歯肉縁上歯石とは、歯肉縁より歯冠部側に沈着する歯石であり、肉眼的に観察することができる。歯肉縁上歯石の成分は唾液に影響を受けている。一般に形成初期の色は白色あるいは黄白色であるが、飲食物、薬品、タバコなどによって黒褐色あるいは黒色に着色することもある。硬さは中等度であり、機械的に容易に歯面から除去できる。上顎では耳下腺管の開口部である第一、第二大臼歯付近の頬面、下顎では顎下腺管や舌下腺管の開口部である切歯部の舌面、その他不働歯や清掃不良の歯面によくみられる。
かつて歯肉縁下歯石であったものが、歯肉辺縁の退縮などにより、歯肉縁上歯石として認められる場合もある。