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部分層弁

【読み】
ぶぶんそうべん
【英語】
partial thickness flap
【辞典・辞典種類】
歯周病学事典
【詳細】
【同】部分層弁
部分層弁とは粘膜弁ともいわれ、粘膜固有層の一部を骨膜に残した歯肉弁である。術式は辺縁部にメスを加え、歯肉弁基底部めがけて骨膜を残すようにして切開していく。この術式の利点としては、1)歯肉弁の剥離により骨は影響を受けず理論的には骨吸収や歯根露出が起りにくい、2)剥離した歯肉弁を根尖側方向に移動する場合、歯肉弁を歯肉固有層に縫合することにより歯肉弁が安定する、という点である。この反面、欠点として治療後に歯肉辺縁部が肥厚することがあるので、歯肉整形術が必要となることがある。粘膜弁は、有茎歯肉弁移植や遊離歯肉弁移植に広く適応される。また歯肉歯槽粘膜形成術においての唇側の骨が薄い場合や開窓・裂開にも粘膜弁を用いる方がよい。