プランジャーカスプ
- 【読み】
- ぷらんじゃーかすぷ
- 【英語】
- plunger cusp
- 【辞典・辞典種類】
- 歯周病学事典
- 【詳細】
- プランジャー咬頭
【同】くさび状咬頭、突出咬頭
対合歯の隣接面にくさびとして働き、歯間空隙に食片圧入を引き起す咬頭をプランジャー咬頭と呼ぶ。正常な隣接面の接触関係の保たれている歯列では食片圧入は起りにくい。しかし、歯が咬耗し、咬合面の凸面が平らな斜面に面した場合や、抜歯後補綴されずに放置されたために歯が移動し、咬合平面より著しく咬頭が突出した場合ではくさび様作用が起りやすく、接触点の破壊や歯間空隙への食片圧入から歯肉の炎症および歯槽骨の吸収が引き起される。