酵素のリン酸化

【読み】: こうそのさんか
【英語】: phosphorylation of enzyme
【辞典・辞典種類】: 歯科用語小辞典（基礎編）
【詳細】: 　ある種の酵素はその構成アミノ酸であるセリンの水酸基をリン酸化されることによって活性化され、あるいは活性が低下するなどその活性調節の重要な機構の1つである。たとえばグリコーゲンフォスフォリラーゼはリン酸化されると活性化され、このリン酸化は細胞中のサイクリックAMPの濃度増加が引き金となって起こる。トレオニンやチロシン残基がリン酸化されることもある。