酸性抗炎症薬
- 【読み】
- さんせいこうえんしょうやく
- 【英語】
- acidic non‐steroidal anti‐inflammatory drugs
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科用語小辞典(基礎編)
- 【詳細】
- 消炎酵素剤を含まない狭義の非ステロイド性抗炎症薬の一種で、一般にプロスタグランジン合成を阻害することによって、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用、抗リウマチ作用を発現すると考えられている。塩基性抗炎症薬よりも持続性があり鎮痛効果も強く、慢性炎症やリウマチに有効であるが、副作用も比較的多いのが特徴である。サリチル酸誘導体、インドール誘導体、フェニール酢酸誘導体、アントラニール酸誘導体などがある。