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発熱物質

【読み】
はつねつぶっしつ
【英語】
pyrogens、pyrogenous substance
【辞典・辞典種類】
歯科用語小辞典(基礎編)
【詳細】
 発熱物質は、細菌の菌体成分、カビ、ウイルスなどが外因性パイロジェン(発熱物質)として知られる。体内に入ると白血球を活性化し、内因性パイロジェンを産生、放出する。これが視床下部にある体温調節中枢辺で刺激となりプロスタグランジン産生を促進、プロスタグランジンが体温上昇に関与する。非ステロイド性抗炎症薬は、プロスタグランジン合成阻害により、解熱作用を示す。