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コルベン状形態(床縁の)

【読み】
こるべんじょうけいたい〈しょうえんの〉
【辞典・辞典種類】
歯科用語小辞典(臨床編)
【詳細】
 口腔前庭部の義歯床縁形態は、通常、丸く厚く形成される。これにより、義歯床縁部が前庭外側の可動粘膜により包み込まれ、閉鎖弁作用により外気の侵入が防止され、辺縁封鎖が向上することによって、義歯の維持が強化される。このような義歯床辺縁部の断面形態は棍棒(独語:Kolben)に類似した形態となっていることにちなんで命名されている。