ストレプトコッカス・ミュータンス
- 【読み】
- すとれぷとこっかす・みゅーたんす
- 【英語】
- Streptococcus mutans
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科用語小辞典(臨床編)
- 【詳細】
- 【同義語:ミュータンスレンサ球菌】
本菌種名は、1924年、う蝕のレンサ球菌原因説を発表したK. Clarkeの命名による。本菌はう蝕の原因菌であり、歯垢とくに咬合面裂溝歯垢に多く常在する。中性またはアルカリ性培地に発育したときはグラム陽性の0.75μmの球状菌体で、中等度の長さの連鎖をつくる。酸性培地では1.5~3.0μmの桿状菌体となる。好気性および通性嫌気性であるが、95%N2と5%CO2との混合気下で培養良好である。