電気歯髄診
- 【読み】
- でんきしずいしん
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科用語小辞典(臨床編)
- 【詳細】
- 【同義語:EPT】
歯の表面から微弱な電流を流し歯髄に電気的刺激を加え、その誘発痛により歯髄の生死、病態を診査する方法である。電気歯髄診は歯髄の生死の診断についての信頼度は高いが、歯髄の病態を正確に診断することはできない。しかし正常な歯(対照歯)と比較して測定値が小さい値で誘発痛がある場合は歯髄充血、急性単純性歯髄炎が疑われ、大きい場合は化膿性歯髄炎か歯髄変性が疑われる。電気歯髄診は、電気歯髄診断器を用いて行う。