電気歯髄診断器
- 【読み】
- でんきしずいしんだんき
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科用語小辞典(臨床編)
- 【詳細】
- 電気歯髄診に使用する。方法は患者には痛みや違和感を感じた場合に合図するようにいっておき、患歯および対照歯を乾燥させ、電極に電導性のペーストをつけ唇側切縁1/3の健全エナメル質に当て、徐々に電流を上げ患者が反応したときの目盛を対照歯と比較する。測定は通常2回以上行う。金属冠やポーセレン冠では使用できず、アマルガムやインレーなどの金属修復物は通電しやすいため注意が必要である。またレジンのような電導性がない修復物では電極をその部に当てないようにする。生活歯であっても根未完成歯、外傷歯などは反応しないことがあるので注意する。なお、心臓にペースメーカーを使用している患者には電気診は危険性がある。