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フクシン

【読み】
ふくしん
【辞典・辞典種類】
歯科用語小辞典(臨床編)
【詳細】
 トリフェニル・メタン属の紫赤色塩基性染料。アニリン、o‐トルイジンおよびp‐トルイジンの等分子混合物を酸化して作る。マゼンタ、ローズアニリンの別名がある。フクシンは、メチレン青その他塩基性アニリン色素とともに細菌の染色にもっとも多く用いられる。歯垢の染め出し液として塩基性フクシンが用いられるが粘膜刺激性が強く、また脱色されにくい。