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フッ化カルシウム

【読み】
ふっかかるしうむ
【辞典・辞典種類】
歯科用語小辞典(臨床編)
【詳細】
【同義語:CaF2】
 Fを含むもっとも重要な鉱物である螢石の成分である。高濃度フッ化物(たとえば2%NaF溶液)が歯面に作用すると、表面脱灰を引き起こし、エナメル質の表面には主としてフッ化カルシウムが沈澱してくる。このCaF2は大半が唾液や食物によって洗い去られ、残ったCaF2がわずかに溶解して、そのとき溶出したフッ素イオンがエナメル質と反応する。