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フッ素の急性中毒

【読み】
ふっそのきゅうせいちゅうどく
【辞典・辞典種類】
歯科用語小辞典(臨床編)
【詳細】
 急性中毒症状発現域はNaFで大体0.25g、Fで112.5mgぐらいと考えられており、それは2%NaF塗布溶液の12.5mlにあたる。急性中毒の進行は早く、経口摂取では2~4時間で多くは死亡するが、4時間以上生存できた者では助かることが多いという。中毒症状としては、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状が多くみられる。