マトリックス法
- 【読み】
- まとりっくすほう
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科用語小辞典(臨床編)
- 【詳細】
- (1)陶材の築盛焼成法の一種で、金属箔を圧接した中に陶材を入れて焼成する方法をいう。箔としては白金箔や金箔が用いられる。模型上の窩洞に直接圧接する方法(直接法)と、正確な窩洞の印象から作成したメロットメタルやアマルガムの歯型に圧接する方法(間接法)がある。(2)複雑窩洞での成形修復操作はむずかしく、とくに、隣接面窩洞での歯肉部の適合、接触点の回復は困難である。そこで、開放面に一時的に壁を作り、嚢塞しやすくする。この方法を隔壁法という。