目次
用語の定義
Chapter1.病気に対する人体の自然抵抗力
微生物の役割
微生物と人間の病気
病原菌と非病原菌
病原菌に対する抵抗力
・身体的抵抗力
・化学的抵抗力
・炎症
免疫
・獲得免疫
・抗原
・抗体
・ワクチン接腫
・細菌性免疫
治療
Chapter2.病気の伝播
通常(ルーティーン)の患者予防措置
感染経路
・1.他人との直接的な接触
・2.他人の体液との間接的な接触
・病気の伝播を防ぐための基本原則
感染の輪
誰を防御するのか
主な感染危険要因
すべての患者に同じ交叉感染予防措置をとる必要はあるのか
Chapter3.われわれにとって危険な病気
いかなる病気が脅威となるか
B型肝炎
・B型肝炎に対するワクチン接種
AIDS
・グッド・ニュース
・バッド・ニュース
ヘルペス
Chapter4.洗浄・消毒・滅菌
消毒・滅菌前の洗浄
消毒
滅菌
・信頼できる5つの滅菌法
・滅菌効果
化学消毒と殺菌薬剤
Chapter5.歯科用殺菌・消毒化学薬品
グルタールアルデヒト溶剤
ヨードホルム溶液
4級アンモニウム化合物(Quats)
フェノール類
アルコール類
クロルヘキジン・グルコネート混合アルコール
酸化物
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
Chapter6.高圧蒸気・乾熱ガス滅菌
オートクレーブ
・オートクレーブの働き
・オートクレーブの使用
・禁忌
乾熱滅菌
・ホット・エア・オーブン
・ホット・エア・オーブンの使用
・ガラスビーズ滅菌器
低温ガス滅菌
滅菌インディケーター
・使用にあたって
・メインテナンス
Chapter7.ワーキング・ディ/チェックリスト
Part1 1日中留意すべき予防法
衛生
・個人衛生
バリア・プロテクション
・個人的保護バリア
・The Montefiore study
予防接種
・AIDSワクチン
Part2 治療前後の具体的な院内交夜叉感染予防対策
治療における衛生概念
・滅菌
・消毒
診療所全域にわたる衛生
表面バリア
・3つの衛生区域
治療前の診療室の準備
・治療区域とその周辺の清掃
治療区域と周辺の表面消毒
使用した器具には容器を
家事用手袋を外して治療用手袋を選ぶ
ディスポーザブル製品
・器材
・器具
・カルテ
診療後の診療室の清掃
・使用済器具の処理
・使用済のバーやドリル
・使用済の根管治療器具
・使用済のハンドピース
・オートクレーブ処理のできないハンドピースの処理法
・使用済のアマルガム輸送器、コンポジットのためのライトガン、トリプルシリンジ
・使用済の歯科材料
・ディスポーザブル製品
・吸引装置
・患者の代わる際における治療区域の消毒
・飛沫血液
Part3 治療中の手順
・患者用エプロン
・含嗽
・チームワーク
・X線フィルム
・印象
・電話中に二重手袋の使用
・治療中に在庫棚に行くときの二重手袋の使用
・事故
Part4 感染予防チェックリスト
購入可能な衛生用具
防御用具
診療開始前のチェック
各患者ごとの治療前チェック
各患者ごとの治療後チェック
デイリー・リスト
ウイクリー・リスト
マンスリー・リスト
年1回のチェックを必要とするリスト
Chapter8.倫理・道徳的責任と法的配慮
倫理的配慮
道徳的配慮
・David Croserの個人的見解
・John chippingの個人的見解
法的に配慮すべききくつかの点
・労働上の健康および安全に関する法(英国)
・郵便法(英国)
・個人攻撃に関する法第23条(英国)
・性病に関する条例(英国)
・一般歯科医療、一般歯科医師に関する条項と医療条項(英国)
・職業保護協会
Chapter9.注射針による刺傷
Chapter10.各診療所に適した公叉感染プロトコールの導入
Chapter11.歯科医療スタッフ個々の責任
歯科医師
助手
歯科衛生士
受付
歯科技工士
清掃員
短期スタッフと新スタッフ
サービス業者(修理業者)
Chapter12.歯科技工所における注意
診療所での手順
・印象材
技工所での手順
・受取り・発送部門
技工所全般にわたる交叉感染予防
・衛生
・バリア
・ワクチン接種
・ごみ処理
交叉感染プロトコールの同友
付録A:既往歴質問表
付録B:診療所で一般に使用されている器具の好ましい交叉感染予防方法
資 料:殺菌消毒剤の手引き