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インプラントの生物学的幅径

【読み】
いんぷらんとのせいぶつがくてきふくけい
【英語】
biologic width of implant
【書籍】
究極のインプラント審美 長期症例から学ぶ臨床テクニック
【ページ】
124

キーワード解説

インプラント周囲の遊離歯肉、接合(付着)上皮、結合組織のそれぞれの垂直的(歯冠歯根方向)な高さ。インプラントにおいても天然歯同様に生物学的幅径が存在し、その幅は3.0~4.0mmとされている。しかし、遊離歯肉の高さと幅の比率は、天然歯が高さ1.5:幅1.0に対し、インプラントではフィクスチャー頂を基準面とした頬側歯肉は、高さ1.0:幅1.5とされている。(Nozawa T, Enomoto H. Biologic Height-Width Ratio of the Buccal Supra-Implant Mucosa. Eur J Esthetic Dento. 2006 ;1(3):208-214.より)