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オッセオインテグレーテッドインプラント

【読み】
おっせおいんてぐれーてっどいんぷらんと
【英語】
osseointegrated implant
【書籍】
インプラント YEAR BOOK 2007
【ページ】
11

キーワード解説

オッセオインテグレーションを利用したインプラントの総称。Branemarkらは、1964年にチタンと骨との界面において光学顕微鏡レベルにおいて直接的な支持の存在を認め、これを“オッセオインテグレーション”と定義した。さらに、オッセオインテグレーションの獲得には生体不活性、生体活性な材料の使用が必要であること、またインプラント周囲骨が治癒する3~5か月の治癒期間、荷重負荷を行わないこと、骨形成時、熱による侵襲を与えないことを明らかした。この考え方に基づき、種々のオッセオインテグレーテッドインプラントが考案・開発された。埋入後の周囲骨の治癒期間は無負荷とする2回法の術式から、埋入後、歯肉粘膜を貫通する1回法の術式が示され、現在でも多くのインプラントシステムがこれに準拠している。