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矯正用インプラント

【読み】
きょうせいよういんぷらんと
【英語】
orthodontic implant
【ページ】
28

キーワード解説

矯正治療において、固定源として応用されるインプラントの総称。従来の矯正治療では、絶対的な固定源(absolute anchorage)が存在しなかったために、複雑なメカニクスと長期にわたる治療期間が必要だった。一方、骨内で移動しないインプラントを固定源として用いることは、矯正治療のフォースシステムを組み立てていくうえで大変有利であるといえる。現在、矯正治療において用いられるインプラントの種類には多種あるが、大きくはミニスクリュー、ミニプレート、矯正用口蓋インプラント、通常のインプラントの4つに分類できる。この中で、通常のインプラントは矯正治療の固定源として使用した後そのまま補綴物の支台となるが、その他の矯正用インプラントは暫間的に使用するため、除去が必要となる。この点から矯正用インプラントはTAD(Temporary Anchorage Device)と呼ばれることも多くなってきている。