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Interproximally Connected Flap

【読み】
いんたーぷろきしまりーこねくてっどふらっぷ
【英語】
interproximally connected flap
【書籍】
PRD 2007年2号
【ページ】
18

キーワード解説

Interproximally connected flapは、歯間部の深い垂直性骨欠損に非吸収性遮蔽膜を用いて組織再生誘導法を行うに際し、歯間乳頭の喪失に伴う遮蔽膜の露出を予防し、歯肉退縮を最小限にするために考案された術式である。
歯肉溝切開および歯槽粘膜への切開より、歯間部軟組織を一塊として歯冠側に挙上するように剥離する。歯間乳頭には切開線は加わらず、遮蔽膜上にも切開線は位置しないので、歯間乳頭の血液供給は障害されにくく、歯間乳頭を歯冠側に移動させることが可能である。歯間乳頭の幅が広い前歯部の骨欠損への組織再生誘導法が適応となる。