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フラップレスインプラント埋入

【読み】
ふらっぷれすいんぷらんとまいにゅう
【英語】
flapless implant placement
【書籍】
QDI別冊 OJ 5thミーティング抄録集 インプラントのための再生療法
【ページ】
40

キーワード解説

手術時間の短縮、痛み・腫脹の軽減などを目的として、切開・剥離を行わずにインプラントを埋入する手法。適切な位置・深さに埋入するため、CT画像で粘膜下の骨形態や神経の位置を把握し、そのデータを基に製作したサージカルテンプレートに従ってインプラントを埋入する術式が広く活用されている。一方、抜歯後即時インプラント埋入をフラップレスで行う場合は、適応症をよく見極める必要があり、thick-flatであること、抜歯窩の唇側骨が崩壊していないこと、根尖病巣がないこと、歯頸線が歯冠側にあることなどが成功の要素として挙げられる。