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三次元実体模型

【読み】
さんじげんじったいもけい
【英語】
3D rapid prototyping model
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2007年3号
【ページ】
109

キーワード解説

患者のCTデータを基に、RP(Rapid Prototyping)の技術を用いて製作される模型。インプラント埋入の模擬手術訓練などに利用される。三次元実態模型には大きく石膏モデルと光造形モデルの2種類があるが、いずれも製作は、エックス線CT撮影→DICOM形式でのデータ作成→三次元ボリュームデータの作成→成形装置による成形、という手順を踏む。通常、0.5~1.5mm程度のスライス間隔でのデータを基に成形され、型からの成形や切削による成形では不可能な、生体特有の複雑な内部構造を再現できるのが特長である。