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エマージェンスプロファイル

【読み】
えまーじぇんすぷろふぁいる
【英語】
emergence profile
【書籍】
QDT 2007年5月号
【ページ】
7

キーワード解説

エマージェンスプロファイルとは、1977年にStein、桑田正博らの論文によって提唱された用語で、その後CrollやSteinらによって「天然歯もしくは歯冠修復物の歯肉溝内から遊離歯肉頂または歯頚部1/3までのエリアの形態を指す」と定義された。現在では、サブジンジバルカントゥア(歯肉溝内から歯肉縁までの歯肉縁下部の形態)とスープラジンジバルカントゥア(歯肉縁から歯冠の歯頚部1/3までを指す歯肉縁上部の形態)の双方を総称した用語として用いられることが多い。なお、GPT-8では本語の定義を「天然支台歯もしくはインプラントアバットメント上におけるクラウンの形態」としていることから、天然歯・歯冠修復物・インプラント修復いずれの当該部の使用にも問題ないと考えられる。