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注入型培養骨

【読み】
ちゅうにゅうがたばいようこつ
【英語】
injectable tissue engineered bone
【書籍】
the Quintessence 2007年8月号
【ページ】
3

キーワード解説

「注入型培養骨」は、骨髄に存在して多分化能を有する間葉系幹細胞(MSCs)と、トロンビンによりさまざまな生理活性物質を放出する血小板を濃縮した多血小板血漿(PRP)を混合し、ゲル状にしたもの。PRPの作用により細胞を活性化することで、より活発な骨組織を再生する。自己の材料を用いて再生されるオーダーメイド医療のため、安全性も高く、さらに注入型であるため複雑な形態を呈する歯科領域のさまざまな疾患に広く応用できる。