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シュナイダー膜

【読み】
しゅないだーまく
【英語】
schneiderian membrane
【書籍】
PRD 2007年6号
【ページ】
10

キーワード解説

上顎骨と上顎洞とを隔てる上顎洞粘膜(alveolar sinus membrane)の別称。上顎洞が空洞であることを初めて報告し、また鼻粘膜に関して記述したドイツの解剖学者C. V. Schneider(1614-1680)に由来する。上顎洞への異物侵入を防ぐ役割を担っている。インプラント埋入に際し骨量が不足している場合に、骨造成を図るために上顎洞底からシュナイダー膜の剥離挙上操作を行う。シュナイダー膜は、多くは1mm未満で非常に薄く、上顎へのインプラント埋入や造成術時には穿孔に注意しなければならない。