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成熟側埋入

【読み】
せいじゅくそくまいにゅう
【英語】
implant placement in mature sites
【書籍】
スプライン インプラントシステム臨床マニュアル
【ページ】
60

キーワード解説

インプラントの術式は埋入時期により抜歯即時埋入、抜歯待時埋入、成熟側埋入の順に分けられるが、抜歯後6か月以上経過し、完全に骨化した状態でのインプラント埋入を成熟側埋入という。遅延埋入ともいわれる。骨幅と付着歯肉の量(状態)により、通常埋入かフラップレスにするか、それぞれに合わせた術式を選択することがポイントとなる。一般的にはエックス線写真やCT画像、またはボーンサウンディングから、骨幅が5mm以上で付着歯肉も十分あればフラップレスとし、5mm以下で付着歯肉の量も少なければ通常の切開剥離を行い、インプラント埋入とする。