ビスケットベイク
- 【読み】
- びすけっとべいく
- 【英語】
- biscuit-bake
- 【書籍】
- QDT 2008年1月号
- 【ページ】
- 113
キーワード解説
ビスケットベイクとは、おもにメタルセラミッククラウンやオールセラミッククラウンなど、陶材を使用した歯冠修復物焼成後の研磨前の状態(素焼きの状態)のこと。歯科用陶材は一般的にポーセレンファーネスという専用の機械の中で行われ、真空状態で焼成されることになるが、その陶材表面は菓子のビスケットのような状態に見えるため、このように呼ばれる。また、臨床ではビスケットベイクの状態で一度患者の口腔内に試適し、形態・色調・咬合状態などが確認されることもある。