プラス表現後置法
- 【読み】
- ぷらすひょうげんこうちほう
- 【書籍】
- 歯科医院経営実践マニュアル『院内での正しいマナーとコトバづかい』
- 【ページ】
- 73
キーワード解説
相手から信頼を得る話し方のひとつに、「プラス表現後置法」がある。プラス表現後置法とは、相手に何かを伝えるときに、プラスのコトバを後に付け加えて表現する方法。マイナスのコトバで会話を終わらせるのではなく、プラスの表現を必ず後ろに付け加えることによって、相手に好印象を与える働きがある。たとえば、スタッフを採用するとき、「やる気はありますが、技術がありません」とアピールする人と、「技術はまだまだですが、若さとやる気で頑張ります」とアピールする人。この場合、後者のほうが前向きな印象を与え、好感がもてる。なお、プラスのコトバを最初に述べ、マイナスのコトバを後に加えるのは、相手に悪い印象を与えてしまうので要注意。