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新付着手術

【読み】
しんふちゃくしゅじゅつ
【英語】
Excisional new attachment procedure
【書籍】
PRD 2008年1号
【ページ】
60

キーワード解説

歯周外科術式の一つ。歯肉頂からポケット底部へ向けて、歯肉溝をメスで内斜切開したのち、炎症性の上皮および肉芽組織を除去し、スケーリング・ルートプレーニングを行う。フラップは剥離せず、骨に対しての処置をしない。新付着を期待する術式ではあるが、実際には長い接合上皮性付着による治癒が生じる。適応症は5mm程度までの骨縁上のポケットで、より深い歯周ポケットや、骨欠損を伴うポケットは禁忌症となる。レーザーを使用した新付着手術も行われてきている。