上顎洞底挙上術
- 【読み】
- じょうがくどうていきょじょうじゅつ
- 【英語】
- Maxillary sinus floor elevation
- 【書籍】
- インプラント辞典 Glossary of Oral and Maxillofacial Implants
- 【ページ】
- 98
キーワード解説
拡大している上顎洞や、歯槽骨に垂直性の欠損が生じている上顎臼歯部へのインプラント埋入のための造成術式。造成材料のボリュームを増加させる、あるいはリモデリングの間の移植材料の吸収を防ぐために、多くの場合自家骨は代用骨と併用される。外科手技はBoyneとJamesによって最初に記述された側方開窓術と、Summersによって報告されたオステオトームテクニックの2つがよく知られ、日常的に使用されている。「サイナスリフト」は、上顎洞底挙上術とこれに使われる外科手技を表すために用いられている誤称である。