上顎洞の含気化
- 【読み】
- じょうがくどうのがんきか
- 【英語】
- maxillary sinus pneumatization
- 【書籍】
- インプラント辞典 Glossary of Oral and Maxillofacial Implants
- 【ページ】
- 99
キーワード解説
上顎洞は誕生時、通常は流体で満たされている。含気化(すなわち、空気で上顎洞内が満たされること)は、永久歯が発育、萌出する成長の後期に起こる。歯根が薄い軟組織のみでしか被覆されなくなるほどに含気化がひどく進行する場合がある。続く歯の喪失によりさらに含気化は進み、歯槽骨の垂直的な減少をもたらす。これは多くの場合、インプラントが埋入できるように上顎洞底挙上術を必要とする。