光硬化型グラスアイオノマーセメント
- 【読み】
- ひかりこうかがたぐらすあいおのまーせめんと
- 【英語】
- light-cured glass-ionomer cement
- 【書籍】
- ザ・クインテッセンス 2008年3月号
- 【ページ】
- 195
キーワード解説
グラスアイオノマーセメントにレジン成分を添加するとともに、従来の酸-塩基反応に加えて光重合方式を採用したもの。象牙質に対する剪断接着強さは従来のグラスアイオノマーセメントの約3倍もの値を示し、硬化初期の接着強さにおいても有意に高い値を示す。当初は裏層材として各種製品が市販されたが、光硬化というテクノロジーは充填用グラスアイオノマーセメントにも導入され、歯頚部疾患の修復処置においては欠かせない材料のひとつとなった。