ラポール
- 【読み】
- らぽーる
- 【英語】
- rapport
- 【書籍】
- 歯科医院経営実践マニュアル vol.16 心理セラピストが贈る魔法のコミュニケーション
- 【ページ】
- 56
キーワード解説
ラポールとは臨床心理学の用語で「信頼関係」「心の触れ合い」「響き合い」「通じ合い」「心と心の架け橋」といった意味をもつ。たとえば、人との対話のなかで、自分の言いたいことが相手に伝わる感覚、相手の言いたいことが伝わる感覚――この関係性がまさにラポールである。歯科医院においても、患者さんとのコミュニケーションのなかで響き合う関係を築くことが前提条件。これは、どんなに立派なことをいっても、その想いや気持ちが言葉に反映されていなければ、相手には響かない。患者さんとの良きコミュニケーションをはかる、信頼関係を構築するために、上手に話そうと構える必要はない。むしろ、話し手が患者さんに対して思いやる気持ちがもてば、自ずと患者さんに伝わる。