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受付での会計マナー

【読み】
うけつけでのかいけいまなー
【書籍】
歯科医院経営実践マニュアル『これで万全! 歯科医院の受付・事務マニュアル』
【ページ】
159

キーワード解説

会計マナーとは、お金の受け渡し、会計時でのコトバづかいなどの作法をいう。たとえば、お釣りをお渡しするときは、お札の向きを揃えて渡すのがマナー。診療費を頂くとき、「1万円のほうをいただきますね」は間違い。シンプルに明確に「1万円をお預かりいたします」とするのが正しい。時折、診療後、財布を忘れたことに気づく患者さんがいるが、信頼できる患者さんなら、小声で「お気になさらないでください。次回で結構です」と、快く対応する。また、会計中に電話がかかってきた場合、基本は電話を優先するが、お金の受け渡しの最中で、3回コールが鳴っても受付がとれなければ、他のスタッフがとるなど、院内で事前に取り決めをするとよい。受付のみで電話応対する場合は、会計中の患者さんにお断りして、電話をとるようにする。瞬時に、最優先の仕事を判断する能力が問われるケースだが、あくまでもていねいな応対をすることが大切。