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絞り

【読み】
しぼり
【英語】
aperture
【書籍】
歯科衛生士臨床のためのQuint Study Club だれでもバッチリ撮れる! 口腔内写真撮影
【ページ】
94

キーワード解説

絞りとは、カメラの内部にある、部品を組み合わせて作った丸い穴の大きさを変化させて、レンズから入る光の量を調節する仕組みのこと。絞りの値は「F値」という数値で表され、数字が小さければ穴は大きく、多くの光を取り入れることができ、写真は明るくなる。一方数字が大きくなれば光の入る量が少なくなり、写真は暗くなる。
絞りが写真に与える影響は、上記の写真の明るさのみならず、ピントの合う範囲にも影響を与える。絞りが開いている(F値が小さい)とピントが合う範囲が狭く、逆に絞りが閉じている(F値が大きい)と広い範囲でピントが合う。これを被写界深度といい、深い、浅いと表現する。