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培養骨膜シート

【読み】
ばいようこつまくしーと
【英語】
cultured periosteum sheet
【書籍】
the Quintessence 2008年9月号
【ページ】
44

キーワード解説

 現在、そして近未来までの歯周組織の再生治療を4世代に分けて考えると、「第三世代」は口腔内から採取した各種の細胞(歯肉上皮細胞、歯肉線維芽細胞、歯根膜細胞、骨膜細胞)をシート状にして使用する、いわゆる細胞シート療法であり、なかでも培養骨膜シートの研究が進んでいる。培養骨膜シートの最大の特長は、シンプルな培養と術式、妥当な経費(ローコスト)であり、現時点では、歯科医院で骨膜を培養して臨床応用する試作段階にきている。