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咬合の不正要因

【読み】
こうごうのふせいよういん
【書籍】
臨床家のための矯正YEAR BOOK ’08
【ページ】
50

キーワード解説

正常咬合の要件が欠けると咬合異常になる。欠けた要件が咬合異常の成り立ちを表す。これを咬合の不正要因とよび、1) 骨格型要因、2) 機能型要因、3) 不調和型要因、4) 習癖型要因、5) 歯の要因に大別できる。これらを整理していけば咬合異常の成り立ちがわかるので、合理的な治療計画を立てることが可能となる。

矯正治療の目標は咬合異常の種類にかかわらず、つねに咬合異常を正常咬合に改善することである。そして、治療のゴールのイメージは「バランスのとれた顔貌と咬合」である。