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シェイブオフ法

【読み】
しぇいぶおふほう
【英語】
shave-off technique
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2008年10月号
【ページ】
160

キーワード解説

シェイブオフ法(骨削去法)とは、ラテラルアプローチ法によるサイナスリフトの術式のひとつである。ラテラルアプローチ法には、他にもトラップドア法やウォールオフ法があるが、シェイブオフ法がそれらと異なる点は、骨溝形成を行わずにダイヤモンドラウンドバーで側壁の骨を削去し、洞粘膜を露出させて剥離、挙上する点である。その際、ダイヤモンドラウンドバーは径の大きなものを使用する。これは、径が大きいほど骨または粘膜に接触する部分が平坦に近くなり、粘膜穿孔を起しにくくなるためである。洞粘膜の剥離挙上後の補填材の填入などの操作は、前述の2法と同様である。