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GROWモデル

【読み】
ぐろーもでる
【英語】
GROW model
【書籍】
歯科医院経営実践マニュアル『増患増収の予防歯科医院づくり』
【ページ】
192

キーワード解説

GROWモデルとは、コーチング手法としてもっとも一般的なもので、1)Goal(目標の明確化)、2)Reality(現実把握)、3)Resource(資源の発見)、4)Options(選択肢の創造)、5)Will(目標達成の意思)の手順ですすめられる。これをベースに、予防のための患者さんごとのメインテナンス計画を立てていくと、次のように展開される。1)どのような口腔内を治癒のゴールにするかを考えていく。2)現在の口腔内の状態を把握してもらう。3)治療にかかる費用・時間・家族の協力などを確認する。4)患者さんと一緒にベストな選択を決定する。5)やる気の確認をする。自費診療は、患者さんの一定の費用と時間を費やすことになるため、モチベーションの維持が重要であり、患者さんと共同の治療計画を策定する上でGROWモデルは有利・有効である。