歯髄診断
- 【読み】
- しずいしんだん
- 【英語】
- pulpal diagnosis
- 【書籍】
- the Quintessence 2008年12月号
- 【ページ】
- 188
キーワード解説
歯内治療において、歯髄の生死の判定を行うことは、以後の治療方針を決定するうえで非常に重要とされている。歯髄の生死は、おもに歯髄組織における血流の有無で決定される。現在の一般臨床においては、温度診、歯髄電気診、切削診、そして麻酔診など、神経応答の有無を測定する診断法が用いられている。なかでも歯髄電気診は、現在もっとも信頼性が高いと考えられている診断法である。さらなる正確な歯髄診断をめざして、レーザードップラー血流測定、パルス酸素濃度測定、核磁気共鳴画像(MRI)法などが研究されている。