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反復唾液嚥下テスト(RSST)

【読み】
はんぷくだえきえんげテスト(アールエスエスティー)
【英語】
repetitive saliva swallowing test
【書籍】
歯科衛生士 2009年3月号
【ページ】
46

キーワード解説

反復唾液嚥下テスト(RSST)とは、嚥下機能を測定する方法の1つであり、被験者が一定時間内に唾液を飲み込む回数から機能を評価するもの。他のスクリーニング方法に比べ、リスクが少なく簡便である。
その手順は、(1)検査者が被験者の咽頭隆起と舌骨相当部に指を当てる、(2)被験者に30秒間のあいだで可能な限り繰り返して唾液を飲み込んでもらう、(3)唾液を飲み込んだときに咽頭隆起の動きが何回検査者の指腹を超えたか、その回数を計測する、というもの。3回未満の場合は、嚥下機能の低下が疑われる。